ぱそトレ!現場コラム
現役パソコン講師の視点から、仕事や学習で本当に役立つスキル、学び方の本質を解説します。
「パソコンの操作方法は覚えたけれど、実際の仕事でどう使えばいいの?」そんな不安を抱える方は少なくありません。現役講師の視点から、パソコン初心者が仕事や学習でつまずきやすいポイント、実際の仕事で求められる力、知っておきたい考え方などを紹介します。
50代からタッチタイピングを習得した実話や、面接官がタイピングテストのどこを見ているのか、といった「生の情報」こそが、これから学び始める方にとっての道標になると信じています。知識を知識で終わらせず、あなたの「生きる力」に変えるためのメッセージをお届けします。
現場コラムで大切にしていること
現場で感じた「本当に必要なこと」の解説
初心者がつまずくポイントを講師目線で分析
学んだ知識を「仕事の成果」につなげる考え方
現場から伝えたい、スキルのこと
講師として実際に見てきた「仕事とパソコン」のリアルを紹介します。仕事の現場とは
パソコンを使う仕事では、「操作方法を知っている」だけでは終わらない場面がたくさんあります。
たとえば、資料を作る、Excelに数字を入力する、ファイルを整理する、必要な情報を調べるなど、実際の仕事では複数の作業を組み合わせて進めることになります。
「この資料、見やすくしておいて」「このデータをまとめておいて」と頼まれたとき、決められた操作をするだけでは対応できないこともあります。
そこで必要になるのが、何をすれば仕事が進むのかを考えながらパソコンを使う力です。
タイピングができる。Wordで文章を作れる。Excelで計算できる。
こうした一つひとつの操作に加えて、入力した情報を整理したり、相手に伝わる形にまとめたりすることも、仕事で使うPCスキルの一部です。
仕事で役立つPCスキルは、「どれだけ多くの操作を知っているか」だけでは決まりません。
実際の仕事でどんな場面に困るのか。どこで時間がかかるのか。どんな方法なら作業を進めやすいのか。
現場コラムでは、こうした「仕事で実際に起こること」を、現役パソコン講師の視点から取り上げていきます。
学びの現場とは
パソコンを学んでいると、「説明を聞いたときは分かったのに、自分でやってみるとうまくできない」ということがあります。
特に初心者の場合、ファイルやフォルダー、保存といった言葉の意味から分からず、操作の手順だけを覚えようとしてしまうこともあります。
タイピングでも、キーの位置が分からない、同じ文字で何度も間違える、練習しているのになかなか安定しない、といったつまずきがあります。
こうしたときに大切なのは、単純に「もっと練習する」ことだけではありません。
どこでつまずいているのか、その理由を知ること。
なぜその操作をするのか。どこで間違いやすいのか。別の場面ではどう使うのか。
そこまで分かると、単に手順を暗記するのではなく、自分で考えながらパソコンを操作できるようになります。
学ぶ人がつまずく場所には、必ず理由があります。
現場コラムでは、講師として実際に学ぶ人を見てきたからこそ分かる、「なぜここで迷うのか」「なぜ覚えにくいのか」という部分も取り上げます。
パソコンを学ぶときに、ただ操作方法を覚えるだけではなく、「分からない」を一つずつ「分かる」に変えていく。そのためのヒントを紹介していきます。
変わる現場とは
パソコンを使う仕事も、少しずつ変わってきました。
最近は、仕事の中で生成AIを使う人も増えています。
文章を作る。
調べものをする。
アイデアを出す。
Excelの関数を考える。
以前なら、自分で調べながら時間をかけていたことを、AIに手伝ってもらえる場面も増えました。
ただ、実際に使ってみると、
「AIに聞けば全部やってくれる」
というほど簡単でもありません。
何をしてほしいのかを伝える必要があります。
出てきた答えが合っているか、自分で確認する必要もあります。
そして、そもそもパソコンで何をしているのかが分からなければ、AIに作ってもらったものを見ても、それが正しいのか判断できないことがあります。
これは、講師として学ぶ人を見ていても感じるところです。
「AIを使えばいい」と言われても、パソコンの基本が分からなければ、どこから使えばいいのか分からない。
逆に、WordやExcelを使った経験がある人なら、
「これ、AIにやらせたら楽かも」
と気づくことがあります。
これからは、パソコンの基本操作とAIを組み合わせて使う場面がもっと増えていくと思います。
だからといって、難しいAIの知識が必要になるわけではありません。
まずはパソコンを普通に使えること。
そのうえで、「これ、もっと簡単にできないかな」と思ったときにAIを使ってみる。
そんな使い方でも十分です。
現場コラムでは、こうしたパソコンやAIを取り巻く変化についても、実際の仕事や学びと結びつけながら取り上げていきます。
新しいものを追いかけるだけではなく、今まで身につけてきたPCスキルが、これからどう役立つのか。
そんなことも考えていきます。